日大医学雑誌
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症例報告
家族内感染による溶連菌性間擦疹の一乳児例
山田 倫子森本 哲司山田 隆太郎田川 雅子小川 えりか高橋 悠乃渕上 達夫高橋 昌里
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2016 年 75 巻 2 号 p. 104-107

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抄録
溶連菌性間擦疹は,主に乳幼児に発症するA 群レンサ球菌の皮膚感染症である.症例は生後1 か月の女児で,頸部,腋窩,鼠径,膝窩の間擦部に境界明瞭な紅斑が出現し,溶連菌迅速検査で溶連菌性間擦疹と診断された.患児と兄から同定されたA 群レンサ球菌のT 血清型,M 蛋白遺伝子型が一致したため,家族内感染と判断した.本疾患は特徴的な皮疹を呈し治療が確立しているが,小児科領域での認知度は低く看過されている可能性がある.
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© 2016 日本大学医学会
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