産業医学レビュー
Online ISSN : 2435-1059
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インシリコによる活性(毒性)予測法の応用
-危険ドラッグの包括規制、変異原性の予測-
栗原 正明
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2016 年 29 巻 2 号 p. 111-119

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抄録
インシリコによる化学物質の活性(毒性)の予測は、経済的かつ効率的であり、また動物愛護の観点からも重要な方法論となっている。インシリコ予測法の応用の例として違法薬物の規制および化学物質リスク管理、とくに変異原性の予測について紹介する。定量的構造活性相関(QSAR)を用いて、危険ドラッグの包括規制を行った。また、構造類似性に基づくエームス試験予測法の開発を行った。
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© 2016 公益財団法人 産業医学振興財団
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