大分県理学療法学
Online ISSN : 2434-5431
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急変対応能力向上に向けたe ラーニング導入の効果
丸山 愛高橋 礼奈大場 瞬一安藤 真次竹村 仁
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2020 年 13 巻 p. 12-18

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抄録

【目的】当院リハビリテーション部では急変対応能力の向上を図るための研修会を実施しているが,子育て世帯の増加により参加困難なスタッフが増加しているのが現状である. 今回この研修会にe ラーニングを導入した.【方法】 当院スタッフを研修会に参加した実践群とe ラーニング群の2 群に分け,受講前後でアンケートを実施. アンケート内容は急変時の対応・連絡の理解度と不安度の4 項目とした.【結果】 両群の実施前後の比較では,対応・連絡の「理解度」「不安度」共に改善を認めた. 両群間における実施前,実施後の比較においても全てに有意差はなく,両群の効果に差を認めなかった.【考察】両群共に同程度の改善を認めた要因として,経験年数の差を認めたことや,研修会の参加経験の有無,主観的な尺度での評価が用いられたことが挙げられた. 研修会参加困難な方に対しては,eラーニングを導入することで,効率的に継続して学習することが可能であると考える.

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2020 公益社団法人 大分県理学療法士協会
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