脳と発達
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<会長講演>
理を知り病を癒す —小児神経学の未来へ向けて—
佐々木 征行
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2021 年 53 巻 3 号 p. 173-178

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抄録

 小児神経学の臨床に長期間にわたり関わってきた経験をまとめ, 次世代の先生方へ向けての提言を述べた. 30年以上勤務した国立精神・神経医療研究センター小児神経科では, ①希少小児神経疾患の診断, ②難治性てんかんの診断と治療, ③小児神経筋疾患の診断と治療などを行ってきた. 特に小児交互性片麻痺については, 原因遺伝子ATP1A3の解明から遺伝子変異型と重症度との相関, ATP1A3関連疾患の拡大などを報告できた. 一人ひとりの患児をよく診察し, 記載ないことを論文報告することの重要性を強調したい. 若い先生方には, 専門医を取得し, 進歩した診断法・治療法を実践し, 医療水準向上と環境改善を図ることによって患児を守り, 小児神経学会を支えてほしい.

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© 2021 一般社団法人日本小児神経学会
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