頭位拡大とCT上のleucodystrophyの1例 Alexander病か

京谷 征三; 入道 秀樹; 松島 昭広; 木村 晶子

doi:10.11251/ojjscn1969.16.76

頭位拡大とCT上のleucodystrophyの1例

Alexander病か

京谷征三, 入道秀樹, 松島昭広, 木村晶子

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ジャーナルフリー

1984 年 16 巻 1 号 p. 76-78

DOI https://doi.org/10.11251/ojjscn1969.16.76

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抄録

生後10ヵ月の日本人男児. 頭囲拡大を主訴に来院した. CT上白質相当部に広汎性対称性に著明な低吸収域を認めた. 蓄積疾患, 代謝疾患を疑い検索を試みたが, いずれも否定的である. Canavan病あるいはAlexander病と考えているが, 家族内発症のないこと, 人種の違いよりCanavan病の可能性大と考えている. 3歳9ヵ月の現在, 未だ症状発現はない.

責任著者(Corresponding author)

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