大阪歴史博物館 [日本]
2018 年 16 巻 p. 75-86
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18世紀以降の近世遺跡から出土する過墻龍文磁器は、中国産青花と国産染付の₂種類が存在する。それらの出土地と文様・器形を紹介し、貿易陶磁としての青花磁器の受容と、「写し」製造について考察する。過墻龍文青花は製造後比較的早期に輸入され、間をおかず肥前で模倣品が製造された。手本は景徳鎮窯系の青花であり、福建・広東窯系の製品は模倣されることはなかった。
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