会津大学語学研究センター音声学ラボ
2014 年 18 巻 2 号 p. 106-109
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本研究はEMAを用いて発話直前及び発話中の舌の冠状面形状を英語母語話者3名と非母語話者4名に対して計測した。非母語話者は日本語母語話者3名とスペイン語母語話者1名で,英語調音習熟度が低い2名と母語話者に匹敵する高さの2名である。英語母語話者と高習熟度非母語話者では,発話開始直前の準備態勢にある舌側面形状が発話中の中央値付近に分布したものの,低習熟度非母語話者では舌幅に関して効率の低い準備態勢にあることが示された。
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