東京大学摂食嚥下センター
2024 年 67 巻 1 号 p. 46-51
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嚥下障害の原因はさまざまで,嚥下機能改善には嚥下障害に対する多方面からのアプローチが重要である.摂食嚥下のリハビリテーションでは,①機能回復,②機能低下がある状態でも生活の質の向上,③対象者の社会参加を促すことが大きな目的である.本稿では,嚥下障害に対する非侵襲的な対応として,「嚥下リハビリテーション」の中でも食べ物を用いない基礎訓練(間接訓練)を中心に,感覚のリハビリテーション・運動機能のリハビリテーションという視点から説明する.
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