作業療法学芸雑誌
Online ISSN : 2758-5921
研究と報告
地域包括ケア病棟の高齢者ケアにADL表を導入した効果
丸橋 篤人, 貝沼 悠, 酒井 章弘, 荻原 亜有美, 藤生 大我
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2025 年 3 巻 1 号 p. 12-18

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抄録

地域包括ケア病棟に従事する作業療法士の役割としては、患者の生活情報を共有化し、多職種連携に寄与することが望まれる。今回、生活目標とできるADL情報を可視化したADL表を作成し、その運用効果を検証した。対象はA病院地域包括ケア病棟に入院中の高齢者19名と病棟看護師及び介護福祉士(病棟スタッフ)21名とした。その結果、高齢者のBarthel Index(BI)とFunctional Independence Measure(FIM)の合計得点に有意な改善がみられ、15名が自宅退院となった。また、病棟スタッフのケアに肯定的な変化があった。地域包括ケア病棟の高齢者ケアにADL表を用いることは、リハビリテーションスタッフと病棟スタッフ間で患者情報の共有化を可能とし、多職種連携の促進に寄与することが示唆された。

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© 2025 一般社団法人 埼玉県作業療法士会
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