東京工業大学大学院生命理工学研究科
2006 年 75 巻 8 号 p. 1007-1012
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現在,石油を原料として世界で年間約1億4千万トンものプラスチックが生産され,われわれの豊かで快適な生活を支えている.このプラスチックは,原料の石油が枯渇の心配される有限化石資源であること,廃棄物が環境破壊の原因となり,また大気中の二酸化炭素を増加させるなど多くの環境・エネルギー上の問題点を抱えている.本稿では,これらの問題を解決するプラスチックとして期待されている生分解性プラスチック,特に石油ではなくて再生可能資源から生産される生分解性プラスチックについて解説する.
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