東北大学 原子・分子材料科学高等研究機構(WPI-AIMR)
2008 年 77 巻 11 号 p. 1319-1323
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二酸化チタン(TiO2)を母物質とした透明導電材料の現状と展望について報告する.現在,ガラス上において抵抗率6.4×10-4Ω⋅cmを実現しており,応用研究の対象として検討できる段階に入っている.作製方法は非常に簡単であり,アモルファス薄膜から結晶化する手法を用いる.最近では,大気アニールによって低抵抗薄膜を得ることができるようになった.応用に向けては,“TiO2 ならでは”の特徴をいかに活かすかがカギを握っている.
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