基礎講座
放射線を可視化するシンチレーション検出器
2013 年 82 巻 12 号 p. 1067-1072
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2013 年 82 巻 12 号 p. 1067-1072
シンチレーション検出器は放射線を紫外〜可視光に変換する“シンチレータ”と，その光を電気信号に変換する“受光素子”とから成っており，非破壊検査装置の性能はこのシンチレーション検出器部分の性能に大きく依存する．本稿では，主にこのシンチレータに力点を置いて解説する．長い歴史をもつ代表的なシンチレータのみならず，最近，開発された有望なシンチレータに関しても触れたい．
