福島第一原子力発電所事故は,国民の原子力離れと太陽光発電などの再生可能エネルギーの飛躍的な導入の期待をもたらしている.また,2100年には世界のエネルギーの7割が太陽(光)発電で賄われるだろうと予想されている.こうした大きな期待や人類文明の維持発展への貢献のためには,太陽電池のさらなる高効率化,低コスト化や長寿命化が必要である.超高効率太陽電池として,光電変換効率50%以上の実現が期待できるIII-V族化合物半導体を用いた集光型多接合太陽電池を中心に,次世代超高効率太陽電池の研究開発動向と将来展望について述べる.