応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
最近の展望
ナノスピン変換科学
現状と将来展望
大谷 義近
著者情報
ジャーナル フリー

2015 年 84 巻 1 号 p. 44-47

詳細
抄録

ナノスピン変換とは,角運動量保存則によりナノスケールで生じる角運動量の変換現象の総称である.これまでに,スピントルク磁化反転,スピンホール効果やスピンゼーベック効果など,さまざまな変換現象が見つかっている.本年度から発足した新学術領域研究「ナノスピン変換科学」では,これらの変換現象を伝導電子スピン,マグノン,フォノン,フォトンなどの準粒子間の変換現象として捉え,スピン変換現象を包括的に説明するスピン変換科学の学理を構築することを最終的な目的とする.本研究領域の現状と将来展望についてまとめる.

著者関連情報
© 2015 公益社団法人応用物理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top