東京大学 物性研究所 独立行政法人理化学研究所 創発物性研究センター
2015 年 84 巻 1 号 p. 44-47
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ナノスピン変換とは,角運動量保存則によりナノスケールで生じる角運動量の変換現象の総称である.これまでに,スピントルク磁化反転,スピンホール効果やスピンゼーベック効果など,さまざまな変換現象が見つかっている.本年度から発足した新学術領域研究「ナノスピン変換科学」では,これらの変換現象を伝導電子スピン,マグノン,フォノン,フォトンなどの準粒子間の変換現象として捉え,スピン変換現象を包括的に説明するスピン変換科学の学理を構築することを最終的な目的とする.本研究領域の現状と将来展望についてまとめる.
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