応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
解説
自動車エレクトロニクスの現状と将来
電動車両の本格普及さらには自動運転化に向けて
浅野 勝宏
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2017 年 86 巻 9 号 p. 756-762

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抄録

パワーエレクトロニクスは,エンジン開発で培われた強制冷却技術,高速回転技術と融合しながら,ハイブリッドカー(HV)「プリウス」を生みだし,先進環境対策車両への道を拓(ひら)いた.小型軽量,低コスト,高効率といった二律背反の要求を,すり合わせ技術により克服し,車載システムに特化した自動車パワーエレクトロニクスに進化した.一方,スマートフォンの普及により飛躍的に性能向上したカメラやGPSを活用して,自動車エレクトロニクスは,クラウド上の3次元地図情報を利用した自動運転へ,さらには,ITと融合しながら,コネクテッドカーによる新しいビジネスモデルへと進化しつつある.

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© 2017 公益社団法人応用物理学会
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