広島大学 HiSIM研究センター
2018 年 87 巻 3 号 p. 203-207
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回路シミュレーションは2つの要素から成り立っています.回路内トランジスタ特性で構成されているヤコビアンマトリクスを解く部分と,トランジスタ特性を記述したトランジスタモデルです.マトリクスを高速で安定して解く工夫と同時に,要望に合わせたさまざまなシミュレーション技術も開発されています.トランジスタモデルはこれまでの外部電圧の関数ではなく,より物理原理に忠実な内部電位分布で記述する方法が一般的になりつつあります.これによって複雑なトランジスタ特性も正確に記述できるように進化しています.
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