九州大学
一般財団法人ファインセラミックスセンター
2019 年 88 巻 4 号 p. 267-270
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
固体酸化物形燃料電池†1の電解質として利用可能なプロトン伝導性固体酸化物の伝導機構を,電気化学実験と計算科学の両面から検討した.対象となる固体酸化物は,スカンジウム(Sc)またはイットリウム(Y)置換ジルコン酸バリウム(BaZrO3)であり,いずれのドーパントの場合もプロトントラップが起きること,プロトントラッピングが起こりやすいサイトがYの場合,ドーパント最近接でないこと,これらが局所的な水素結合状態に深く関係することを説明した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら