2021 年 90 巻 4 号 p. 245-248
日本のエネルギー政策は,3E+Sを基本としています.原子力などの安全確保(Safety)を前提に3つのE,すなわち安定供給,自給率の向上(Energy security),できるだけ効率的に安い価格で(Economy),気候変動対策など環境保全(Environmental conservation)に努めることです.安定したエネルギー供給の実現は,エネルギー政策における最重要課題であり,全ての事業の基盤になります.本稿では,脱炭素化社会実現に向けた日本のエネルギー戦略と今後の展望について解説します.