大阪公立大学 大学院理学研究科
2023 年 92 巻 3 号 p. 166-170
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神経回路網は電気的結合とシナプス結合を介して情報伝達を行う.神経細胞間の結合強度を動的に変化させることにより脳の情報処理を実現している.我々は,この神経伝達過程を能動的に,かつ非接触に操作可能な手法として集光レーザービームの光摂動を利用した細胞操作手法の開発を進めている.本稿では,集光レーザー摂動を用いた神経細胞の局所操作について紹介するとともに,神経回路網の細胞機能操作への展望について述べる.
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