2025 年 94 巻 8 号 p. 422-424
2023年,Natureに筆者が執筆した「Japanese research is no longer world class」という記事が掲載され,そこでは研究開発費の相対的な伸び悩みや,研究時間確保の課題などに焦点を当てた.本稿ではこの記事を執筆した背景や最近の日本の研究環境の現状について議論する.また,アメリカでは研究環境が激変しつつあり,未来の研究人材の流出の危機に直面しているが,日本でも若手の研究人材に魅力的な環境を作るために多角的な研究環境の改善が求められる.