2026 年 95 巻 8 号 p. 424-429
人工知能(AI)の導入は研究の現場を大きく変え始めています.自動化された実験システムは研究者の手を解放し,創造の新しいアプローチや,研究者同士の新たなコラボレーションを生み出すことが期待されています.これらの変化は,研究の効率化やスピードアップを可能にする一方で,研究者の役割や姿勢にも新たな問いを突きつけています.
本座談会では,AI 研究の実務に携わる専門家と,応用物理学分野の研究者が集い,「具体的に変わりつつある研究現場において,研究者はいかに振る舞うべきか」を議論しました.実験自動化の現状と課題,研究者マッチング,そして次世代の研究者育成に向けた教育に関して,現場感覚に根ざした意見交換を行いました.