応用物理
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基礎講座
機械学習を活用した研究開発(1):マテリアル・デバイス研究における知的パートナーとしての統計的機械学習
田村 亮
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ジャーナル 認証あり

2026 年 95 巻 8 号 p. 457-462

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抄録

日々進展を遂げる機械学習技術は,応用物理分野においても不可欠なツールとなっている.本稿では,統計的機械学習とマテリアル・デバイス研究の接点について,嗅覚センサとして利用できる超高感度小型センサ「MSS」を用いた研究を題材に概説する.MSSと機械学習を融合し,複雑な混合気体である「ニオイ」を解析する応用研究である.ニオイを定量予測する「回帰」,カテゴリを識別する「分類」,基準を定義する「エンドポイント検出」という3つの機械学習アプローチを通じ,ニオイのデジタル化の最前線を俯瞰(ふかん)する.物理現象の新たな解釈やデバイス設計指針を与える「知的パートナー」として,統計的機械学習が利用できることを伝えたい.

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© 2026 公益社団法人応用物理学会
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