東京大学物性研究所
1984 年 53 巻 3 号 p. 183-188
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高電界下で金属の原子がイオンとなっで表面から飛び出してゆく現象は,電界イオン顕微鏡(FIM)の創始者であるMüllerによって発見され,電界蒸発と名づけられている.この電界蒸発はFIMやアトム・プローブの基本原理として活用されているが,その基礎過程はなかなか複雑である.ここでは電界蒸発の基礎的な面に関する理論と実験について述べるとともに,最近の電界蒸発の実験についても言及する.
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