九州工業大学工学部電気工学教室
1985 年 54 巻 1 号 p. 19-27
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
溶液を過飽和にすると結晶化し,沈殿を生じることはよく知られている.しかし,その沈殿が巨視的なパターンを形成することはあまり知られていない-非平衡からの緩和過程でのパターン形成の例として,ここでは難水溶性壇の過飽和溶液に普遍に観測される沈殿パターンの紹介とその機構について言及する.このようなパターンは実験室内だけでなく,岩石・地質系,または微生物生態系などにも観測され,それらとの関連についても述べる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら