岡山大学理学部物理学科
1987 年 56 巻 2 号 p. 176-185
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種々の重金属イオンで付活されたアルカリ土類カルコゲナイド (Mg, Ca, Sf, Ba) (O, S, Se, Te) 蛍光体について概説する.バンド・ギャップなど,母体結晶そのものの特牲と,実験室段階での粉状蛍光体の作製方法を述べ,先人達が調べた種々の蛍光体について概観する.また,著者が手がけた蛍光体のうち,代表的なCaS:Sm2+, SfS=Bi3+, MgS; Ce3+,CaS:Sm3+の研究結果を紹介し,これらの蛍光体の発光過程が,局在中心モデルで説明できることを示す.
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