無機材質研究所
筑波大学物質工学系
1987 年 56 巻 8 号 p. 1053-1059
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90K級のTcをもつ超伝導体である斜方晶系Ba2YCu3O7-xの結晶構造モデルを構築し,粉末試料のX線とTOF中性子回折データのRietveld解析により構造パラメーターを精密化した.その結果,この酸化物はBaとYが [Ba-Y-Ba] の順序で規則配列した特異な層状構造一酸素欠損三重ぺロブスカイト型構造一をもつことがわかった.この新たに見出された結晶構造について,結晶化学的な観点から考察する.
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