東京大学工学部航空学科
東北大学流体科学研究所
1993 年 62 巻 4 号 p. 329-335
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無重力状態における燃焼の研究のなかで,ロウソクに関するものがわが国,米国,ヨーロッパなどで行われている.最近のスペースシャトルでの実験では約1分で消えてしまった.なぜ消えてしまったのかについて考察を行う過程において,その研究が実は拡散燃焼と呼ばれる燃焼学における重要な研究分野に貢献していることを述べる.さらに,この考察をもとにした無重力状態で長時間燃焼可能なロウソクのアイデアを紹介する.
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