有機超格子の作製技術と光物性

今西 泰雄; 石原 慎吾; 小林 信也; 磯貝 正人

doi:10.11470/oubutsu1932.65.718

有機超格子の作製技術と光物性

今西泰雄, 石原慎吾, 小林信也, 磯貝正人

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ジャーナルフリー

1996 年 65 巻 7 号 p. 718-722

DOI https://doi.org/10.11470/oubutsu1932.65.718

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抄録

新しい励起子閉じ込め系として,分子線蒸着法による銅フタロシアニン (CuPc) とナフタレンテトラカルボン酸二無水物 (NTODA) の有機超格子作製を試みた.低温(-50°C) で蒸着することにより,1層当たり数ナノメーター以下の膜厚のヘテロエピタキシャル構造が作製できた.超格子系で観測されたバルクと異なる吸収スペクトルと三次非線形光学性についても紹介する.

責任著者(Corresponding author)

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