電気通信大学レーザー新世代研究センター
2002 年 71 巻 2 号 p. 182-185
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物質波は急しゅんなポテンシャル変化に出合うと,インピーダンス不整合のために反射を起こす.中性原子が液体ヘリウム表面で受けるファンデルワールス引力による反射は十数年前より研究され,量子反射と呼ばれてきたが,最近,固体表面からの反射も観測された.この豊子反射は,通常の固体表面では微弱な現象であるが,表面近くの実効的な密度を減らすことで,実用的な反射型原子光学素子として使えるような高い反射率が得られることを示す.
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