抄録
現在の日本国内における生産環境を考えた場合,日本国内においては多くの作業者に依存した製造工程の導入と維持が困難であることは明らかである.製品戦略の視点からは,顧客ニーズを的確に把握するとともに競合他社に対していち早く新製品を市場に導入することは必要である.
このためには,従来から日本国内を対象として考えていた多品種少量生産を取り組みを国際的な視点で行う必要があり,製品設計の段階から製造までを国際的な視点で管理・運用する仕組みが必要と考えられる.
国際的な視点からでは,生産・製造からの視点と販売からの視点に分類して取り組みを行うことが有効であり,多品種間でも共通部品や共通構造を導入するとともに製造技術の共通化により,多品種製品の同一工程内での製造とともに製造方法や製造するモジュールの差別化を行うことができる.
本発表では,国際戦略的を意図するPLMのフレームワークを検討する.
具体的には国際的な製造販売環境に対して,持続的に経営活動を行うための製品構造と製造法の差別化を行うためのデータ構造を提案し,その活用法を示す.