バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集
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ESWL における衝撃波照射強度による治療成績の統計的解析
*小林 壯哉*藤田 大輔*澁谷 浩伸*郷原 真輔*小橋 昌司
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p. 32

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抄録
尿管結石は,尿中の成分が結晶化してできた結石が,尿管に詰まる疾患であり,激しい痛みや血尿を 伴う.近年,尿管結石に対する治療方法として,体外衝撃波結石破砕術(ESWL:Extracorporeal ShockWave Lithotripsy)と経尿道的結石破砕術(TUL:Transurethral Lithotripsy)が確立されている.その中でも,ESWLはTULに比べて侵襲性が低く,入院の必要がない治療方法であることから,特に初期治療における第一選択として重要である.ESWLでは,それぞれの患者に対して結石の位置や大きさ,または患者の体格等に応じて,衝撃波の照射強度や回数を調整することで,安全性と破砕効果が考慮される.一方で,統計解析により照射強度は成功率に有意な関係がないことが報告された.しかし,同報告における解析では,患者の性別や年齢,結石の性状等の特徴量が照射強度と成功率の関係に与える影響を十分に検討がなされていない.そこで,本研究ではこれら特徴量による条件ごとの解析を行うことで,照射強度とアウトカムの関連性について検討した.その結果,一定の関係が見られた.
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