バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集
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血圧計開発に向けた間欠ジェットによる弾性チューブの変形と内部圧力の関係把握
*田岡 昂太*宮村 裕子*山本 洋司*橘 武史*木村 哲也*玉川 雅章
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p. 81

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抄録
血圧は,健康状態を把握する上で重要なバイタルサインの一つであり,血圧計は医療機関や一般家庭 でも広く使用されている.近年,感染症拡大の影響もあり,身体に触れず血圧を測定できる非接触計測技 術および急激な血圧変動を検出できる連続計測技術の研究が求められている.一般的な血圧計測法とし て,医療現場で用いられるコロトコフ法(聴診法)と,家庭用血圧計に採用されているオシロメトリック法があ る.これらは,カフで上腕部を加圧して動脈を閉塞し,減圧過程において,コロトコフ法では聴診器で音 (コロトコフ音)を,オシロメトリック法では圧力センサで脈波を検出して血圧を測定する.しかし,いずれも カフによる接触が必要で,収縮期血圧(最高血圧)および拡張期血圧(最低血圧)しか得られない.一方, 非接触型の手法として,脈動のカメラ撮影が研究されているが,脈波伝播時間を用いた間接計測となり推 定値しか得られない.また,連続血圧計測の手法としては血管壁での力のつり合いを利用するトノメトリ法 で血圧変動を連続的に直接計測できるが,ピエゾセンサによる血管の押圧が必要となる.そこで本研究で は,トノメトリ法を応用しつつ,ピエゾセンサを用いずにジェット気流とカメラで血圧変動を連続検出できる 非接触型連続血圧計測システムの開発を目指す.これまでの研究では,単発ジェットを模擬血管として脈 動させた弾性チューブに噴射した際のチューブの変形および内部圧力を測定した[1].本報では,間欠的 にジェットを噴射した際の噴射周期がチューブの変形および内部圧力に及ぼす影響について調べた. [1] A. Yamamoto, K. Taoka et al.: ICIC Express Lett. 19 (2025), 527–534.
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