日本心理学会大会発表論文集
Online ISSN : 2433-7609
日本心理学会第85回大会
セッションID: SS-009
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公募シンポジウム
学校での「心理教育」を促すもの,阻むもの—研究者ができること,やるべきこと—
山崎 勝之青木 多寿子内田 香奈子西山 久子安藤 美華代冨永 良喜田村 隆宏
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抄録

これまで心理教育は数多く開発され,その多くは学校で児童生徒の健康や適応上の問題の発生を予防したり,重篤化を防いだりするものであった。学術雑誌においてその教育効果が公表されて来たが,効果の高いプログラムでもあっても,その後に学校で恒常的に安定して実施されることはほぼなかった。子どもたちの健康や適応上の問題が増加する中で,効果のあるプログラムが恒常的に実施されることは急務になるが,その実現への障壁は高い。これまで,子どもたちの健康・適応問題を前に,心理教育の恒常的安定実施の必要性が強調されて来なかったわけではない。しかし,研究者の姿勢がプログラムを開発し,効果評価を確認することに留まっていたためか,この壁を乗り越えるほどの成果には至らなかった現実がある。そこでこのシンポジウムでは,この壁を乗り越え,学校で恒常的に安定して心理教育を行うために,研究者に何ができ,また,何をやるべきなのかについて探りたい。

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© 2021 公益社団法人 日本心理学会
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