日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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水熱処理により作製したTi基板上多孔膜の生体親和性
芦澤 宏明大場 陽子坂井 悦郎大門 正機
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p. 23

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抄録
チタン基板を, Cacl2を含むKOHとともに150℃で24h反応させてCaTiO3層を析出させた. この試料をpH1.8-3.8のHCl水溶液とともに20-220℃で24hの多孔化処理を行った. HCl水溶液のpHが2.6以下, または処理温度が120℃以上の条件で作製した試料はアナターゼが生成した. アナターゼが生成した試料は成膜前における基板の250∼350倍の表面積をもつことがわかった. 多孔化された試料は擬似体液中でのHAp析出量が大きな値を示し, また, 多孔化された試料の単位表面積あたりにおける析出量は, ほぼ一定(約1.1μg/cm2)であった. これらの結果よりCaTiO3の分解によって多孔化されたアナターゼが生成することによって, HAp析出量が増加すると考えた.
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©  日本セラミックス協会 2002
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