日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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層状構造を持つチタン酸水溶液の安定性に対するカチオンサイズの効果
大矢 智一三宮 明子伴 隆幸大矢 豊高橋 康隆
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p. 302

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抄録
チタンアルコキシドと水酸化テトラメチルアンモニウムの反応により生成した透明な層状チタン酸ゾルを用いて、金属イオンをインターカレートした層状チタン酸薄膜の作製を試み、カチオンサイズがチタン酸ゾルの安定性、インターカレーションに与える影響について調査した。安定なチタン酸ゾルを保つには、金属イオンをキレート化して陽イオンの電荷密度を小さくし、層状チタン酸シートとの相互作用を小さくすることが重要であると結論できる。
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©  日本セラミックス協会 2002
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