抄録
Au粉末を分散させたTiO2焼結体ターゲットを用い、レーザーアブレーション法によりAu微粒子を分散させたTiO2薄膜(Au: TiO2薄膜)を作製した。膜中のAu含有量はターゲットの組成により制御することが出来た。成膜したままの薄膜中に分散させたAu微粒子の平均粒径は1.2nmであり、900℃での熱処理により4.0nmまで増加した。熱処理によりAu微粒子の表面プラズモン共鳴に起因する光吸収ピークが630nmの波長域に観測された。Au微粒子とTiO2母相の結晶化により、光吸収ピークでの吸収係数は増加し、吸収ピーク波長は長波長側にシフトした。