日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第15回秋季シンポジウム
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MGC材料の結晶方位関係の解析
三谷 敦志中川 成人大坪 英樹清水 和敏
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キーワード: 酸化物, 共晶, 結晶方位
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p. 347

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抄録
Al2O3/GdAlO3(以下GAP)系MGC材料について結晶方位解析をおこなった。Al2O3相, GAP相、共にほぼ単一の結晶方位を示した。各相の結晶成長方向は、Al2O3相は[110]から約10°傾いた方向、GAP相は[111]から5-20°傾いた方向であることが認められた。両相の結晶方位関係において、ある結晶面間において方位および面間隔の良い一致が認められた。このことからAl2O3相とGAP相は方位整合性を持って成長していることが示唆された。
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©  日本セラミックス協会 2002
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