抄録
ナノサイズTiO2粒子を10mol/kg-H2O NaOH水溶液中で110℃20h水熱処理することにより酸化チタンナノチューブを得ることができた。生成物の形状は直径約8nm、長さ約100nmのチューブ状だった。これらの粉末を用いて調製したTiO2膜を色素増感太陽電池に用いたときの電池特性を評価したところ、原料粉末(P-25)を用いたときはVOC=0.767V, ISC=1.20mA, h=3.0%, FF=0.72だったのに対し、生成物を用いたときはVOC=0.704V, ISC=1.26mA, h=2.9%, FF=0.66という結果が得られた。