抄録
人造黒鉛粉末の一種であるメソカーボンマイクロビーズ(MCMB)を高周波熱プラズマ中に供給してプラズマ処理を行い、試料粉末を得た。処理後の試料は、XRD、SEM、TEM、BET測定、化学組成、ラマン分光分析などにより解析を行った。電気化学測定には、対極·参照極にLiを、電解液には1MLiClO4/EC+DECを用い、0.25mA/cm2で定電流測定を行った。さらにプラズマ処理後のポスト処理としてアルゴン雰囲気中で試料粉末を回収し、表面ガス吸着種の電気化学特性への影響を検討した。プラズマ処理により表面が改質され、放電容量、充放電効率ともに向上した。ポスト処理後の試料はさらなる改善を示した。