日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2A12
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バイタリウム合金上への生体活性ガラスコーティング
*藤野 茂本村 孝二森永 健次
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抄録
Co-Cr系合金上への2層ガラスコーティングする方法にはエナメル法を用いた。ガラスと合金との良好な接合を得るために、ガラス2層の組成及び焼成条件(温度・時間)の検討を行った。本実験において選択したガラスA(49.8SiO2-15.5Na2O-4.2K2O-15.6CaO-8.9MgO-6.0P205 wt%)、 ガラスB (48.4Si02-14.7Na20-5.2K20-2OTiO2-11.7(RO,R2O3 ,RF2) wt%)を用いて750℃で2分間焼成したものが最も良好な焼成状態であった。このガラスは良好な接合状態を示し、擬似体液(SBF)中に30日間浸漬すると表面にハイドロキシアパタイトが生成していることが確認された。
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©  日本セラミックス協会 2003
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