日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2C15
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メカノフュージョン法を利用したチタニア中空粒子の調製
*福永 美由紀加藤 孝幸兵頭 健生清水 康博江頭 誠
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抄録
TiO2中空粒子を、メカノフュージョンシステムを用いて調製されたPMMA(芯)/TiO2(シェル)複合粒子から作製した。出発原料として、光触媒用チタニア(石原産業製、ST-41、平均粒径: 0.2μm)を前処理しないでそのまま用いると、1200℃、6時間の焼成後、緻密で、滑らかな表面をもつTiO2中空粒子が得られた。 出発原料に混合するMgO添加量の増加に伴い、中空粒子表面はやや荒くなり、微粒子の付着が著しくなった。 特に、MgOを40wt%以上添加すると、完全な中空粒子はほとんど得られなかった。
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©  日本セラミックス協会 2003
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