日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 1B33
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酸化チタン粉末の光触媒反応と白金付着量の関係
*別處 弘明島田 恵理子伊熊 泰郎
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抄録
酸化チタン粉末に含浸法でPtをつけ、400℃で1h加熱したものを試料とした。作製したTiO2粉末のEDX結果から、Ptが担持されていることを確認した。この試料をメタノール水溶液に入れ、紫外線(365 nm)を照射した。これにより、水素ガスを含む気体の発生を確認した。Ptを担持していない試料と比べて、Ptを担持したものはガスの発生量が多かった。しかし、Ptの担持量が多い試料では、Ptの担持量が増えるにつれガスの発生量が低下した。光触媒反応はPtの担持量に非常に敏感であった。
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©  日本セラミックス協会 2003
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