日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 2F26
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パワースタビライザーとしての二光子吸収体
*平山 俊介橋本 忠範那須 弘行神谷 寛一
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抄録
ショット間に大きな強度揺らぎを持つパルスレーザーの出射光を安定化するためにパワースタビライザーとして二光子吸収体を用いた。サンプルをZ-scan光学系のレーザー焦点付近に固定し、測定を行った。光源にはQ-スイッチNd:YAGレーザーの第二高調波(532 nm,パルス幅5 ns,繰り返し速度10 Hz)を用いた。パワースタビライザーとして、大きな二光子吸収係数(β)を有するPbO含有ガラスを用いた。パルスレーザーのショット間の強度揺らぎをヒストグラムとして記録した。出射光の強度揺らぎは入射光のそれと比較すると約10%減少していた。
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©  日本セラミックス協会 2003
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