日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2003年年会講演予稿集
セッションID: 1B39
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活性酸素を多量に包接する 12SrO・7Al2O3 結晶の合成
*植田 直人林 克郎松石 聡平野 正浩細野 秀雄
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抄録
ナノポーラス結晶 12CaO・Al2O3のCa2+をより径の大きいSr2+で置換した12SrOチl2O3を固相反応により合成を試みた。原料としてSr (OH) 2とγ-Al2O3を用いて600℃以上で加熱することにより12SrO・Al2O3の生成を確認した。ESR測定の結果、得られた試料には10^20に達する高濃度の0^-と}0_2^2が検出された。ただし12SrO・Al2O3相は準安定相であり000℃以上ではSrO・Al2O3と3SrOチl2O3に分相してしまう。相の安定化がこれからの課題である。
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©  日本セラミックス協会 2003
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