抄録
3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、4官能アルコキシシラン、オルトリン酸からなるプロトン伝導性無機‐有機ハイブリッドの薄膜化、機械的強度の付与を目的として、ガラスペーパーとの複合体膜を作製した。厚さ約40μmのガラスペーパーを用いて、約50-100μmの複合体膜を作製することができた。複合体の導電率は130℃、相対湿度7%の条件下で1.0×10-3 S cm-1と高い値を示した。これらを電解質膜として用いた燃料電池は、130℃、相対湿度7%の条件下で最大出力密度120mWcm-2を示した。また、50時間までの連続発電を確認した。