日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 1N15
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シリカゾルを用いた複合電解質膜の作製と評価
*千葉 陽介永井 正幸
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抄録
近年注目されている燃料電池は、高効率・低環境負荷であるために次世代のエネルギー変換システムとして期待されている。本研究では中でも直接メタノール形燃料電池用電解質膜に有機物の柔軟性・加工性と無機物の耐熱性を併せ持つ有機-無機コンポジットに注目し、プロトン伝導性を付与したGPTS(γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)とSiO2ゾルを用いてゾル-ゲル法を用いて新規複合電解質膜を作製した。またSiO2ゾル表面にプロトン伝導性のスルホン基を修飾したゾル等を用いることで、プロトン伝導性に優れたGPTSとのコンポジット体を作製し、電解質膜の特性評価を行った。
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©  日本セラミックス協会 2004
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