抄録
マイクロ波誘電体セラミックスは、情報化社会を支えるキーマテリアルの一つであり、情報通信機器の小型化と高機能化に大きく貢献している。携帯電話に実装される共振器の場合、共振器の小型化の為、εrの高い材料が特に要求される。基地局等に用いられる共振器材料では、Ba2Ti9O20に代表されるように高いεrと高いQ・f値が必要である。そこで本研究では、BaO-Ta2O5-TiO系セラミックスに着目して、固溶体の合成を行い、マイクロ波誘電特性の評価を検討した。本研究では、固相反応法により固溶体の合成を行った。マイクロ波誘電特性はHakki&Coleman法により評価した。