日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 2N01
会議情報

三次元規則配列ポリイミド多孔体・プロトン伝導性ポリマーのコンポジット膜の作製と評価
*山本 大金村 聖志武井 孝濱上 寿一棟方 裕一独古 薫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ダイレクトメタノール型燃料電池は小型化が可能で様々なデバイスへの応用が期待されている。しかし、現在使用されているパーフルオロスルホン酸系の電解質膜は水やメタノールに浸漬することで膨潤し、メタノールの透過を引き起こすことが問題になっている。我々はこの解決法として三次元規則配列シリカ多孔体中に電解質ポリマーを導入したコンポジット型電解質膜を開発している。シリカ多孔体によりゲルの膨潤が抑制され、メタノール透過を大幅に減少させることに成功した。本研究では新規材料として注目されているポリイミドの三次元規則配列多孔体を作製し、コンポジット型電解質膜の評価を行った。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2004
前の記事 次の記事
feedback
Top