日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 2N08
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NaCo2O4焼結体のNa非化学量論性と熱電特性
*野尻 能弘小路 公博大瀧 倫卓
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抄録
一般的な固相反応法によるNaCo2O4焼結体の合成において、Naが示す大きな非化学量論性は、熱電変換材料などへの応用において重大な問題となっている。特に、粒界に偏析した非晶質のNa種はXRDでは検出できないため、X線的には単相試料であっても、粒界のNa種と結晶格子内部のNaとの量的関係には不明な点が多い。本研究では、NaCo2O4焼結体の固相合成における雰囲気や熱処理時間とNa非化学量論性の関係を詳細に検討した。800℃焼成、900℃焼結の条件では、熱処理時間が3hでは導電率が低下し、粒界への非晶質Na種の偏析が示唆された。一方、24hの熱処理ではCo3O4が副生し、単相試料は得られなかったことから、結晶格子内部からのNaの脱離が示唆された。
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©  日本セラミックス協会 2004
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