抄録
サマリウム固溶セリア(SDC)を電解質とする燃料電池の負極材料としてSDC_-_Ni_-_SnO〈SUB〉2〈/SUB〉 系材料について検討した。SDC_-_Ni_-_SnO〈SUB〉2 〈/SUB〉を1573K で焼結した後の生成相はSDC_-_NiO_-_SnO_-_Sm〈SUB〉2〈/SUB〉Sn〈SUB〉2〈/SUB〉O〈SUB〉7〈/SUB〉 であった。1073KのH〈SUB〉2〈/SUB〉_-_H〈SUB〉2〈/SUB〉O_-_Ar 系雰囲気中でNiO はNi に還元された。電子伝導度はSnO〈SUB〉2 〈/SUB〉量の増加にともない高くなった。SDC 電解質(厚さ500μm)、SDC_-_Pt_-_CuO 系正極、SDC_-_Ni_-_SnO〈SUB〉2 〈/SUB〉系負極、H〈SUB〉2 〈/SUB〉(97vol%)/H〈SUB〉2〈/SUB〉O (3vol%) 燃料を用いた電池の最大出力密度は、1073K で180mW/cm〈SUP〉2 〈/SUP〉であった。